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胃腸薬の働きのメカニズム

お腹を抑える男性

世の中には様々な薬がありますが、胃腸薬は胃の働きを整えたり、痛み止めで使用されるボルタレンは頭痛を治せる等、薬によってそれぞれ効能が違うのです。
胃腸薬は数多くある薬の中の1つに過ぎませんが、一概に胃腸薬と言ってもその種類は数多くあり、メカニズムに関してもそれぞれ違いがあります。
ですが胃腸薬という分野において基本となるのは消化酵素と制酸薬、抗コリン薬、整腸薬、苦味薬の五つです。
ではこの五つの成分がどのような働きを示すのかというと、まず消化酵素は胃の中に入った食品を消化することを補助する役割を有しています。
食べすぎてしまった場合には胃がまずその食物を消化しなくてはならないわけですから、消化酵素の働きによって消化を助け、より早く胃の中に余裕を持たせるように働きかけてくれます。
次に制酸薬ですが、これは胃の中の胃液の分泌を抑え、胃を荒らしてしまうことを防ぐ役割を有しています。
胃液が過剰分泌されると胃の内壁を溶かしてしまうことがありますから、胃の組織を守ってくれる成分です。
三つ目の抗コリン薬は鎮痛成分として処方されており、脳が感じる痛みを和らげてくれる役割があります。
次いで四つ目の整腸薬は腸の運動を整える役割があり、最期の苦み薬は低下した胃腸の働きを取り戻し、消化・排便が円滑に行われるように働きかけるのです。
これらの成分のことをまとめると、胃腸薬のメカニズムとしては「消化を助けて胃を守り、同時に痛みを和らげる」ということになります。
ただ胃腸薬、特に市販されている胃腸薬の場合は安全性を保つためにも、そこまで大きな影響を与える成分はありません。
全く無意味であるというわけではありませんが、処方薬として処方される、例えば「胃液の分泌を抑える」ということに特化した薬や「痛みを和らげる」ということに特化した薬とは、役割が異なってきます。
加えて胃腸薬は胃の中にある食べ物が原因となって苦痛が生じている場合に効果があるものですから、食べ物に関係がない症状の場合はなるべく早く病院で診察を受け、適切な治療を受けるようにしてください。